ニュージーランド語学研修2011/08/02 08:20

8月1日(月)16時15分 成田国際空港第2ターミナル3階出発ロビーの様子です。
旅行会社の方からチケットを受け取ったり、荷物の預け方についての説明です。

さあ、いよいよカウンターで荷物を預けます。重いです。

帰国時の説明や諸注意まで聞いたけど頭の中はどうなっているのかな。
とりあえず、出発前に記念撮影です。

さあ、いよいよ出発です。良い経験いっぱいしてきてくださいね。
おみやげはたくさんの思い出話かな。


NZ語学研修2日目2011/08/02 15:26


2度のスリリングな乗り換えをして、無事Hokitikaに到着しました。
フライトはやや遅れ気味でしたが、クライストチャーチからのバスが飛ばしてくれたので、予定よりもかなり早めの到着となり、生徒たちはそれぞれのホストファミリーに引き取られていきました。



リベンジ2011/08/03 12:52

 お菓子の中でも、シュークリームを上手に作るにはコツがいります。
クッキング部で過去に作った際にも、そのちょっとしたコツがつかめきれず
失敗したことが、、、。
そんな悔しさから、今年のクッキング部の夏季実習は校内を飛び出し
国際製菓専門学校にお邪魔して、実習をさせていただきました。

                みんな真剣です。

            絞り方のコツを教えて貰いました。

             さあ、膨らむでしょうか!?


             みごと全部の班で膨らみました!!
               クリームはたっぷりと♪

             粉砂糖でお化粧して、、、

             完成です!!ごちそうさまでした。

NZ語学研修3日目2011/08/03 15:09

 今日は初登校日。マオリ式の歓迎式典があり、Westlandの生徒たちが歓迎の歌とダンスを披露してくれました。立川女子のほうは代表生徒が日本語と英語でスピーチをし、返礼として「世界にひとつだけの花」を熱唱。その後、校長先生とひとりずつ鼻と鼻をくっつけるマオリ式の挨拶をしました。この式典は大変厳粛なもので、撮影禁止だったため、写真はありません。
その後、生徒ひとりにひとりずつ、お世話をしてくれるBuddyと呼ばれているWestlandの生徒が紹介され、学校内を案内してもらいました。
 こちらの学校では、11時にモーニングティーというおやつの時間が20分間あります。それぞれ飲み物やスナックを持ち寄り、おしゃべりしながら楽しみます。その代り、ランチの時間は1時20分からと遅いスタートです。
モーニングティーの後は、オリエンテーションの授業があり、Hokitikaの街も案内してもらいました。
 小さな街で、本屋さんもスーパーマーケットもひとつしかありません。
ランチをバディといっしょに食べた後は、テキスタイルの授業。日本で言えば、家庭科の被服ですね。フェルトを使って、キウィフルーツのおもちゃを作りました。
 まだ完成していないので、来週の同じ時間にもう一度授業があります。
3時で授業は終わり。日本と違って終礼や掃除はありません。それぞれホストファミリーのお迎えで帰宅しました。


NZ語学研修4日目2011/08/04 15:17

学校生活2日目。1・2時間目は英語の授業で、ドイツ人の生徒、長期滞在している日本人の生徒3人もいっしょで、ふたりずつ組んでインタビューをしたり、NZの地図を使って地理の勉強をしたりしました。
3時間目は7年生(日本の中1)といっしょに社会科の授業に参加。
4時間目は学校の近くを散策しました。
ランチをはさんで、5時間目はマオリ文化の授業。
現地校の生徒がひとりずつついてくれて、マオリ族に伝わる草でできたブレスレットを作成しました。
ホストファミリーのお家はほとんどが徒歩圏内なので、昨日まで送り迎えをしてもらっていた生徒も今日は歩いて帰宅していました。
明日はプナカイキ&グレイマウスに遠足です。


NZ語学研修5日目2011/08/05 15:21

 おとといの家庭科の授業でキウイのマスコット作成中、日本から高校生がやってきたということで、取材を受けたのですが、それが本日の新聞に掲載されました。ちょっと嬉しいおみやげになりますね。
今日は貸し切りバスでプナカイキ・グレイマウスに行きました。
プナカイキは奇岩パンケーキロックス(波の浸食で岩がパンケーキを重ねたようになっている)とブローホールズ(満潮時に岩穴から潮が吹きあがる)で有名です。ブローホールズは、時間や天気次第で見られるかどうかわからない現象ですが、私たちはラッキーなことに激しく吹き上がる潮を見ることができました。

グレイマウスはウェストコースト最大の町。と言っても、人口は1万人くらいだそうです。学校があるホキティカに比べればお店がたくさんあるので、ここでおみやげを買っている生徒もいました。
こちらは雨が多いと聞いていましたが、強力な晴れ女がいるのか、まだ一度も傘を広げていません。今日もいいお天気の中、海辺の散策を楽しむことができて幸せだったと思います。

週末は、それぞれホストファミリーと過ごします。
また、来週。



NZ語学研修8日目2011/08/09 07:44

週末は、それぞれホストファミリーといっしょに英語で暮らしました。Hokitikaは小さな町なので、どこかに遊びに行くと必ず本校生徒に出会います。新聞にも載ったので、町の人にも「あー、東京から来た高校生ね」と認識されているようです。
 
今日月曜日は、フランツジョセフという氷河まで遠足に行きました。9時に学校に集合し貸し切りバスで行ったのですが、今日は私たち以外に長期で滞在しているドイツ人、日本人の男の子もいっしょでした。
 氷河まではバスで2時間くらい。朝は雨が降っていましたが、途中できれいな虹を見ることができ、氷河に着いてしばらくすると、すっかりよいお天気に。
 地球の温暖化で氷河も溶けて年々小さくなっているそうですが、間近で見る氷河は感動的でした。11人のうち、3人が近くまで歩いて行きました。
 とても達成感のある遠足でした。



NZ語学研修9日目2011/08/10 07:41

本日も天候に恵まれ、楽しい一日を過ごすことができました。

 今日は1時間目に英語の授業を受け、2時間目のクッキングの授業では、こちらで子供がよく食べると言われているローリーケーキを作りました。作り方はかなり簡単。ビスケットをフードプロセッサーで砕いたものの中に、溶かしバター、練乳、ローリーと言われているマシュマロのようなお菓子を混ぜいれ、小さな小判形にまとめ、最後にココナッツをまぶしてできあがり!冷蔵庫で冷やして召し上がれ。

 11時からはバスに乗って、牧場体験にでかけました。Hokitikaは酪農産業が盛んで、牛がたくさん飼われています。(羊はあまり見かけません)ホストファミリーから借りてきた長靴にはき替えて、広々とした牧場を見せていただきました。3日前に生まれた子牛を見たり、搾乳から殺菌・出荷までのかなりオートメーション化されたシステムを説明していただいたりと、興味深い訪問でした。広い牧場内を小型トラックの荷台に乗って移動したり、わらの塊の上で写真をとったりと、なかなかできない体験ができました。
 
 その後はバスで町に行き、お弁当を食べてから、市庁舎を訪問しました。Hokitikaの市長さんは女性で、Westland High Schoolの先生方といっしょに日本を訪問したこともある親日家です。私たちのことを温かく歓迎してくださり、記念にWestlandのボールペンをいただきました。Hokitikaの市議会には議員が10名、そのトップがこの市長さんです。こちらではよく”Girls can do anything.”と言われているそうで、立川女子の生徒たちも頑張っていろんなことにチャレンジし、将来は日本の代表として、ニュージーランドとの親善に力を尽くしてほしいとおっしゃっていました。とても魅力的な女性でした。


NZ語学研修10日目2011/08/11 08:25

今日は珍しく、一日中、学校で授業を受けました。
 
 1時間目はニュージーランドの歴史に関する授業で、英語を理解するのは難しかったですが、最後にニュージーランド式のじゃんけんを教えてもらったのが楽しかったです。日本のグー・チョキ・パーの代わりにmoa(鳥の名前)warrior(戦士)weka(鳥の名前)の3種類の形を体全体で表して勝負します。写真は左側の生徒(moa)が右側の生徒(warrior)に勝ったところです。
 
 4時間目の社会科の授業では、先週も授業でいっしょだった7年生の生徒たちに折り紙を教えました。3、4名でひとつのグループを作って、鶴の折り方を指導。みんな好奇心いっぱいで目が輝いています。楽しくお話ししながら、何とか教えてあげることができました。
 
 5時間目はテキスタイルの授業で、先週途中まで作ったキウィフルーツのマスコットを仕上げました。結構かわいくできあがり、みんな満足です。先週のこの授業の様子がこちらの新聞に載りましたが、今日も新聞掲載用の写真を撮っていました。私たちが帰る前にまた記事になるでしょうか。
 
 今日はいったん家に帰って夕食を済ませた後、7時に学校に再登校し、7年生・8年生対象のダンスパーティーに参加させてもらいます。ドラマや映画でアメリカの高校生がすごい卒業パーティーをやっているのを見たことがあるかもしれませんが、欧米では小さいころからパーティーデビューに備えて、少しずつ慣らしていくようです。今日のパーティーはカジュアルなものだと思われますが、テーマ(服装規定?)が決まっていて、Black & Whiteのものを着ていくことになっています。ビジターの私たちは、厳密に従わなくても大丈夫ですが、せっかくだからと古着屋さんで白と黒の服を買った生徒もいます。ほんの100円足らずでそろえられたので、びっくりしていました。さて、どんなパーティーなのでしょう。


NZ語学研修10日目パート22011/08/11 08:34

ダンスパーティーについてご報告です。
 パーティーは校内のホールで行われました。大きさは立川女子の視聴覚ホールくらいでしょうか。部屋は真っ暗で、カラフルなライトがくるくる回っています。真ん中にはお立ち台(?)もあって、クラブというのかディスコというのか、そういう感じのパーティーでした。本校でいうと、軽音部のライブに雰囲気が少し似ているかもしれません。
 
 ロックやポップスの音楽がガンガンかかり、12、3歳のこちらの生徒といっしょに、立川女子の生徒も楽しませてもらいました。踊るのが大好きな生徒は、ずっと飛び跳ねていましたし、あまり得意ではない生徒は壁際におかれた椅子に座って、見学していました。
 
 欧米では様々な機会にパーティーが行われますが、子供の時からこのように社交的になるための訓練をしているんですね。先生方は曲を流したり、会場の外からそっと見守ったりしていました。夜遅くまで、(終了時間は9時!)お疲れ様です。
 
以下は生徒の感想です。
 まず、日本にはない文化だと思いました。ホールに入った瞬間は、クラブみたいで騒がしいと感じたけれど、みんなが楽しそうに踊っているのを見ていると、これもニュージーランドの特徴的な文化なのかなと思えました。ただ、音量が大きかったり、風船が割れたりとうるさかったのは事実です。ちょっとつらいと思いましたが、誰彼となく誘って踊ってくれるニュージーランド人の寛大な心が素敵だと思いました。みんなにとって、新鮮で素晴らしい体験になりました。